自殺危機初期介入スキルワークショップ

ワークショップの内容

自殺危機初期介入スキルワークショップは、具体的なスキルを身につけるためのワークショップです。参加者は、討議やロールプレイなどに参加しながら、実際の場面で、自殺の危機にある人への初期介入ができるよう、具体的なスキルを身につけていきます。

ワークショップの構成

ワークショップは、7つのセッションからなります。7つのセッションの中で、グループ討議、グループ作業、ロールプレイなどを用いた14種類の演習に参加します。また、視聴覚教材も用います。非常に密度の濃い、実践的なワークショップです。

STEP1 導入、自殺に関する事実の確認
STEP2 自殺に関するさまざまな考え、信念               STEP3 サインに気づく
STEP4 理解を深め、生きる理由を探る
STEP5 危険性をはかる
STEP6 安全確保、支える仲間へつなげる、フォローアップ
STEP7 ふりかえり、セルフケア

ワークショップの定員

一回の定員は20名とします。
2人の講師によってすすめていきます。
座学(講義形式のもの)のみならず、ロールプレイを用いる参加型の実践的なワークショップを行うために、2人の講師が必要となります。(最大限24名までは受付られます。ただし、1名参加者が増えるごとに、10分、開催時間が延びることをご理解ください。)

ワークショップの時間数

一回のワークショップは、約7時間30分(1時間の休憩を含む)、概ね午前9時30分から午後5時00分までの予定で行います。1時間の昼休みの他、セッションごとに短い休憩をはさみます。
参加者は、はじめからおわりまで参加する必要があります。

ワークショップの参加対象者

地域で自殺の危機にある人と接する可能性の高い方に参加していただきたいと考えています。
具体的には以下の方などを想定しています。

社会福祉関係者
精神保健福祉士、社会福祉士、行政の福祉関係部局職員、介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護福祉士、ホームへルパー、その他社会福祉関係職の方

医療関係者
看護師、保健師、医師、その他医療職の方

心理職関係者
臨床心理士、産業カウンセラー、スクールカウンセラー、電話相談員、その他

教育関係者
教師、養護教諭、保健管理センター職員、その他

その他
薬剤師、消防士、救急救命士、警察関係の方

地域で活動される方
民生委員・児童委員、ボランティア、ピアカウンセリング、その他

宗教関係者の方々


なお、本研究会に入会していなくても、ワークショップへの参加は可能です。

なぜワークショップ方式なのか

自殺危機初期介入スキルを身につけるために、本研究会では、参加される方の人数を限定して、かなりの長時間の、参加型のワークショップを推進しています。
なぜなら、自殺危機初期介入スキルは、受け身の講演や研修会のみでは、また、短時間では、これらの必要なスキルを身につけることが困難だと思われるからです。

本ワークショップでは、かなり高度な専門性を有する方も含めて、参加者自身が自分自身の信念や態度を把握し、その上で、自殺を考える人、自殺を計画する人のサインに気づき、理解を深めて信頼関係を気づき、危険性をはかり、そして安全計画をたてた上で、専門家等へつなぐという一連のことを実際の場面で行うことができるために必要な知識を得て、訓練するために行うのです。

そのため、本研究会が開催するワークショップは、参加者数に対する講師の数、及び、ワークショップに必要な時間数について基準を定めて行っていきます。


ルーテル学院大学コミュニティ人材養成センター自殺危機初期介入スキル研究会HPより

ワークショップ開催について


平成31年3月6日(水)ワークショップは終了しました。
ありがとうございました。(熊本県熊本市)

ワークショップの様子
    

令和元年12月10日(火)ワークショップは終了しました。
ありがとうございました。(鹿児島県日置市)
ワークショップの様子
    

令和4年3月1日(火)ワークショップは終了しました。
ありがとうございました。(熊本県合志市)

ワークショップの様子

    

令和4年9月12日(月)ワークショップは終了しました。
ありがとうございました。(福岡県大野城市)
ワークショップの様子
    

令和6年2月29日(木)ワークショップは終了しました。
ありがとうございました。(熊本県南小国町)
ワークショップの様子

    


令和6年11月6日(水)ワークショップ(宮崎県都城市)
終了しました。ありがとうございました。
1.名  称   自殺危機初期介入スキルワークショップ
        (ルーテル学院大学コミュニティ人材養成センター

         自殺危機初期介入スキル研究会の認定講師2名が提供)
2.講  師   古賀 知子
        
(看護師・介護支援専門員・高校教諭(看護・福祉)・介護教員)
         河原 京子
        
(熊本市東区桜木東校区民生委員児童委員)
3.主  催   一般社団法人 九州ゲートキーパー普及協会・都城市
4. 後  援   都城市社会福祉協議会
5.開催要項
1)日 時   令和6116()
         900~受付 9
301700研修(昼休憩12時~13時)
         (ワークショップ開始から終了まで全日程の参加が必要です。
          また、ワークショップ開始からの20分以上の遅刻及び途中
         退出は認め
られていません。
2)会 場   都城市役所南別館4階 第一会議室
         宮崎県都城市姫城町6街区21号 ☎0986-23-2980
         (お車の場合、都城インターチェンジから国道10号経由、
         都城市役所まで約20分です。
         JRの場合、最寄り駅は日豊本線西都城駅。
         宮崎交通バスは、市役所前バス停有り。)

3定 員   20名
        (半分は地元参加枠のため半分を公募します。申込多数の場合
         は抽選。新型コロナウイルスの状況次第では中止になる可能
         性もございます。その場合お電話にてご連絡いたしますので、
         繋がる電話番号を申込時にお願いします。)

4費 用   無料
         (講習費として12,240円かかりますが今回は無料でいたします。
          終了後に寄付金のご案内をいたします。何卒ご協力の程お願い
         申し上げます。
5感染対策  ①令和5年5月8日より新型コロナウイルスの感染症法上の
        位置付けが2類感染症から5
類感染症に変更されました。
        これを踏まえ、体調不安や症状がある時は、自宅で療養
        
するか医療機関を受診され、参加を控えるようお願い
        いた
します。
         ②マスクの着用は個人の主体的な判断が基本となります。
        但しワークショップにおいては、感染防止対策として、
        マスク着用が効果的な場面では着用を推奨します。
         ③感染防止対策として検温器・消毒液を出入口に設置し、
        会場内の換気を行います。

6その他   筆記具は各自ご持参ください。
        また、会場内は飲食禁止となっており、最低限の補給
        (当協会で準備)しかできません。昼食は、各自ご持参
        いただくか、近隣の飲食店舗をご利用いただき、各自
        会場外でお願いします。お弁当等持参された場合には、
        市役所本館地下2階にある休憩スペースで食べることが
        できます。

※会場・テキスト等の都合がございますので令和6年10月15日(火)までに下の
 こちらからよりお申込みください。メールに繋がります。お申込みに際
 しては、お名前・ご住所・電話番号・所属・職種をお知らせください。
 どうぞよろしくお願いいたします。



申し込み・お問い合わせは